本日、「装丁楽会」を新たに立ち上げました。よろしくお願いしま〜す。
「大貫伸樹の造本探検隊」が、写真の掲載キャパシティをオーバーしてしまい、大きな写真を掲載できなくなってしまいましたので、この「装丁楽会」と合流させました。
蔵書票楽会だより26(テスト用に作ったもので「蔵書票楽会」http://blogs.yahoo.co.jp/higetotyonmage/だよりのコピーです)
田中淑恵さんに感化され、早速、『蔵書票集』豆本作りを始めた。
●何とかなるさ
今まで作ってきた消しゴム版画蔵書票19枚をスキャンニングして5×4cmくらいの経本折り豆本に仕立てることにした。丁度、加藤豊さんが惚れ込んでいるマッチ箱とほぼ同じ大きさだ。
経本折りとは文字通りお経のように長く繋がっている製本のこと。アコーデオンの蛇腹のような本のことで蛇腹折りなどともいう。な〜んて、もっともらしいことをいっているが、作るのは初めての体験でどうやるのかも全くわからない。全く手探り状態での挑戦です。

●スキャンニングして、面付けをする
昨夜は、スキャナーで取り合えず蔵書票を取り込んで、A4サイズの紙に面付け(頁順に並べる)出来るサイズを割り出す。ヨコに7面とり、タテには3段とると、21頁とれる。初めの1頁は挨拶文が入るので、20頁が残るはずである。ところが、ちょっとした落とし穴があった。
●つなぎの部分は谷折で
早速プリントアウトして、切り抜いて組み立ててみたら、糊代が手前にきて、おまけにつないだところが目立ってカッコ悪い。そこで、つなぎを谷折の部分でやってみると、糊代は背面にまわるし、繋ぎ部分は折り目と見分けがつかなくなりキレイに繋がることがわかった。
●再度面付けからやり直し
スペースのつごうで、2段目は谷折で終わりにしなければならないので、1頁削って6ページしか取れなかった。そんなこんなで、つごう19点の蔵書票をレイアウトできることになった。
●ヘラで折り線を入れる
プリントアウトした紙を切る前に、折り線を入れる。折り線は象牙のヘラなどを使うと紙が痛まずにしっかりとスジを付けることが出来る。つなぎの部分には7ミリほどの糊代も忘れないで付けること。
●切り出して、糊でつなぎ合わせる
プリントアウトした1枚の紙から、切り出すと、3枚の蛇腹のような折丁? ができる。これを糊(木工ボンド)でつなぎ合わせる。
糊が余分なところに付かないように、平筆を使い、当て紙をして糊をつけるとよい。糊付けしたら、重しを乗せて2〜3分待つ。一度開けてみて余分なところまで糊がはみ出していないかを確認する。はみ出した糊をふき取り、再度圧力をかけて、1時間ほど放置する。
●写真上は、面付けしてプリントした紙と、切り出して、折り目を付けた折丁。写真下は3枚をつなぎ合わせたところ。
使用した紙は、OKフェザーワルツ、90kg、しんじゅ。私の名前と同じ名前の色があるとはおどろき!